面接はアルバイトでも気を抜かず

男性の場合は

男性が求人に応募して面接を受ける場合の服装はどうでしょうか。

女性だけでなく男性もアルバイトの面接を受ける際には良い印象を与えるために、 相手の立場になって好まれそうな服装を準備しておきましょう。 女性の場合はキャバクラやスナックなどホステスのアルバイトを受ける場合に、 リクルートスーツよりももっと色気のあるスーツやドレスを着て女性らしさを 全面に押し出すほうがいいケースも稀にあります。 では男性も男らしさをアピールするため、紋付袴や褌で面接を受けた方が良いケース もあるかといえば、まずないでしょう。 ほとんどのケースにふさわしいのはやはりリクルートスーツです。 黒色がグレーのスーツで白いワイシャツが基本になります。 ホストの面接ならもう少し派手な色のスーツがいいかもしれませんが、未経験者が 初めてのホストに挑戦する場合は赤色や紫色のスーツは持っていないでしょう。 普段からスーツを着用する人ならいくつかバリエーションを揃えているかもしれま せんが、これから初めてホストの面接だ、という男性のほとんどがピンクのスーツ やイエローのスーツを持っていません。 なので面接時もリクルートスーツで問題なく、職場にふさわしそうな派手なスーツは 実際に採用されて働き出してから購入すればよいでしょう。 ホストの面接を受けるんだけどホストっぽいスーツがないからすぐに1着仕立てよう、 なんて発想はちょっとだけ気が早すぎます。 どのような職場の面接でもリクルートスーツなら失敗することはありませんので、 正社員でもアルバイトでも面接にはそれ1着で充分対応可能です。 ただしサイズが自分の体形に合っていないようでは悪い印象を与えかねませんので、 そこには充分注意して下さい。 何年も袖を通してないスーツならきつくなっているかもしれませんし、最近は おいしいものを食べ過ぎて太っちゃったかも、と感じているのなら手持ちのスーツ が自分の体形にフィットするか、面接前に試しに着てみて鏡の前に立ってみましょう。 お腹が出てきてズボンが履けない、裾が短すぎる、なんて問題が発覚したのなら 急いで紳士服売り場へいってスーツを購入せねばなりません。 余裕をもって面接の一週間前には試着をしておきましょう。 ネクタイは派手過ぎない色のもので、単色が無難ですがストライプでもよいでしょう。 自分のイメージカラーや職種によっては明るい色を選択してもいいかもしれません。 お花屋さんのアルバイトの面接なら花柄やのネクタイ、植物園の面接なら植物柄の ネクタイ、ケーキ屋さんの面接ならお菓子柄のネクタイ、カーショップの面接なら 車柄のネクタイ、歯医者さんの面接なら歯柄のネクタイ、美容室の求人に応募する のならハサミ柄のネクタイ、家庭教師の面接ならノート柄のネクタイなど、 なんの求人かによって自分なりに工夫してもいいでしょう。 髪形はやはり黒髪で、長髪よりも短髪が好まれます。 短髪よりも長髪の男性アルバイトのほうを採用したい、と考える面接官はあまり いないと思われますので(アンケートで調べたわけではありませんが)可能ならば ほどよく散髪しておきましょう。 ヒゲも拘りがなければ剃っておくべきで、清潔感を与える表情を意識します。 靴下はスーツに合わせて黒かグレーで、短すぎてすね毛が露出しないように長さも ちゃんと計算しなければなりません。 イスに座るとズボンの裾からスネが見えてしまうようなら、スーツの丈が足りないか 靴下が短すぎるかのどっちかです。 面白い自分をアピールするにしてもこの方法は適していませんし、もし座ったときに 足元の皮膚が露見するようなら靴下かスーツ、あるいはその両方を買いなおしましょう。 靴もスーツに合わせて黒色、なければ地味な色を選びましょう。